認知所は病気です。素人が判断してはいけない認知症の話

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認知症は病気です。

病気は医師が診断するものです。

なのでむやみに相手に対して「認知症」と診断してはいけないのです。

では、私たちが「認知症ではないのか?」と疑う行為はどうして起こるのでしょう。

そのあたりから、認知症の理解を開いてゆくことにしましょう。

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認知症は病気です

高齢者が生活に支障をきたす行動を見た時、「にんちしょうになった」と言ってしまいます。

ですが、認知症と「診断」出来るのは、医師だけです。

認知症の呼び方の歴史

過去に、老人の認知機能が衰えていることを、「ボケ」と言っていた時代があります。

「最近ボケてきたんじゃない?」

「動かないとボケちゃうわよ。」

等の言葉を掛けたり、聞いたりしたと思います。

少し前までは、「ボケ」という言葉と使っていました。

年老いてゆき、物忘れや行動が鈍ってきた状態を称して「ボケ」といっていました。

その後高齢者への対策を打ち出す際に認知症への呼び名を「痴呆」と称しました。

2001年頃、厚生労働省はゴールドプランを打ち直し、「痴呆」から「認知症」と名称を変更しました。

国から名称が変更されることはメディアを通して国民に浸透しました。

呼び名は変わっても意味は同じ

国が呼び名を変えたワケ

「痴呆」という言葉から「認知症」と名称を変更したのでしょう?

それは、「痴呆」という言葉の意味に

「いったん個人が獲得した知的精神的能力が失われて、元に戻らない状態」

と広辞苑に書かれています。

医学的にも使用されていましたが、日常でも「バカ・あほう」などの侮辱的差別用語に匹敵する使い方をされてきました。

「痴呆」実態が解明されてきている中、世間の「痴呆」への認識や解釈が悪いイメージのままの為、正しい理解がされないのではと考えました。

「痴呆」には早期発見・早期診断が必要と呼び掛けても、対象者が「痴呆」と聞くと自分の持つイメージで診断や受信を拒否することがあり、それは「痴呆」という言葉い原因があると考えたのでした。

認知症に決めたワケ

国は、「痴呆とはなにか?」と考え、

「認知障害により、社会生活や職業上の機能に支障をきたす状態・症状」と表現しました。

「認知」とは、覚える・見る・聞く・話す・考えるなどの知的機能を総称する概念

「痴呆」は記憶の低下のほか、失語・失行・失認・実行機能障害の症状

この「痴呆の」の本質に着目して、「認知」を用いて、語尾の「症」には、多くの場合進行性の状態が多いという面からこの「認知症」と総称しました。

認知症と呼ばれてもイメージは変わらない

「痴呆」の持つイメージの脱却と専門的解釈を理解してもらおうと試み、「認知症」と称しました。

ですが、言葉は変わっても、私たちが持つ「痴呆」のイメージも「認知症」のイメージも変わらないと思います。

最近の若い方は「痴呆」と呼ばれていた時代はわからない方もいるかもしれません。

ですが、「認知症」のイメージは一緒だとおもいます。

なぜか。

それは、その方に関わる介護者の思いが昔も今も変わらず、負担ばかりが積み重なり、口をつく言葉が愚痴や不満の代名詞として「認知症」なっているようにおもうのです。

ですが20年ほど前よりは情報も伝達しやすくなり、正しい情報も受け止めやすい環境になっています。

国も「認知症」と呼ぶことをまた新たに考え直すという案も出ているようです。

正しく認知症を知るために

認知症と診断する役目は医師にありますが、周りの家族がその人の行動によってつたくなってもいけません。

正しく認知症を理解するためにも、まずは、医師と相談してゆくことをお勧めします。

認知症は進行性の脳の病気です。

最近は認知症状を遅らせる薬も進歩しています。

また、その方は認知症ではないかもしれません。

他病気から認知症と同じような症状が出ているかもしれないのです。

不安な気持ちなどあると思いますが、まずは、医師や相談できる方に話してみましょう。

認知症状は85歳以上では4人に一人がなるといわれる病気です。

恥ずかしいと思わず、行動してゆくことが良いことと思います。

まとめ

認知症は医師が診断する病気。

人にむやみに認知症だと言ってはいけない。

呼び名は違っても「痴呆」も「認知症」も差別的用語に用いられることがある

認知症と思われたら、きちんと診察を受けましょう。

認知症は恥ずかしがったり世間体を気にする病気ではありません。

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